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羽根がなくてコンパクトなシャープ製のスリムイオンファン【PF-JTH1】。
現在では生産終了となっていますが、楽天の家電ランキングにも入っているほど人気の商品です。
ヒーターと扇風機の機能を持ち合わせていて、1台2役を兼ねており、年間を通して使えるのでとても便利ですね。
そして、羽根のない扇風機といったらダイソン製も外せません。
そこで、今回の記事では人気がある
・シャープ製のPF-JTH1と、ダイソン製のam09
を比較してみました。
機能面や価格などを比較していますので、見比べてみてあなたの生活に合ったほうを選んでみましょう。
シャープPF-JTH1とダイソンAM09を比較
PF-JTH1(シャープ製) | AM09(ダイソン製) |
本体サイズ | |
720×260×270 | 595×204×204 |
本体重量 | |
6.5Kg | 2.68Kg |
電源コードの長さ | |
1.8m | 1.8m |
消費電力()内は風量最小運転時 | |
送風モード:20W(3.1W) 温風モード:1200W(520W) ※温風時スイングありは1270W | 送風モード:26W(5.4W) 温風モード:1200W |
運転時最大音量()内は最小運転時 ※首振りなし測定時 | |
送風モード:49dB(24dB) 温風モード:42dB(24dB) | 送風モード:64dB(43dB) 温風モード:56dB(46dB) |
暖房時適用床面積の目安()内は断熱材なし | |
コンクリート住宅:8畳(4.5) 木造住宅:6畳(3) | コンクリート住宅:8畳(4.5) 木造住宅:6畳(3) |
首振り機能 | |
あり(最大90°) | あり(最大70°) |
タイマー | |
入・切:1/2/4/6h | スリープタイマー:15分~9時間 |
リモコン | |
あり | あり |
その他の機能 | |
足元暖房運転 スピード暖房運転 乾燥・低温みはり 高温・高湿みはり イオンモード 風量自動モード チャイルドロック プラズマクラスター | ワイドモード フォーカスモード Air Multiplierテクノロジー サーモスタット機能 部屋温度モニター機能 |
電気代を比較
シャープ製のPF-JTH1が送風時の最低消費電力が3.1W、ダイソン製のAM09が5.4Wです。
そして、温風運転のときはシャープのPF-JTH1が最低消費電力が520Wに比べて、ダイソンのAM09は常に1200Wとなっています。
全国家庭電気製品公正取引協議会が提示する電力の目安単価の27円/kwhで計算すると、
1時間あたりの電気代は
PF-JTH1 | AM09 |
送風運転時 | |
最大消費電力:0.54円 | 最大消費電力:0.7円 |
最低消費電力:0.08円 | 最低消費電力:0.15円 |
温風運転時 | |
最大消費電力:34.29円 | 最大消費電力:32.4円 |
最低消費電力:14.04円 | 最低消費電力:32.4円 |
となっています。
この表からも分かるように、最低消費電力の時はシャープのPF-JTH1の方が電気代が安いといえるでしょう。
ただ、あくまでもシャープ製、ダイソン製の仕様から計算した電気料金のシミュレーションですので、あなたの家庭での使い方によってはそこまで差は広がらない可能性もあります。
それと、スイング機能を使用した時でも消費電力は変わってきます。
PF-JTH1についてはスイング時の消費電力もありましたが、AM09に関してはスイング時の消費電力は見つけることができませんでした。
あくまでも比較になりますので参考程度に留めてみてください。
シャープ PF-JTH1の特徴
スリムなタワー型でスペースを取ることなく設置できるシャープ製のPF-JTH1。
扇風機・暖房機・イオン発生機を備えていて、1年中使うことができて便利です。
発売時期は2016年と少し前の機種で現在は生産終了となっていますが、今でも人気がある製品です。
シャープ独自のプラズマクラスター搭載
シャープ独自の技術”プラズマクラスター”を搭載しており、
・床面浄化モード
・衣類消臭モード
この2つのイオンモードを選択することができます。
床面浄化モード | 衣類消臭モード |
・風量レベル6 ・左右スイングなし ・下向き固定 | ・風量レベル6 ・切タイマー2時間 ・左右スイング約60° ・上下スイング約100° |
洗えないカーペットやソファーなど、 床に近いところの付着臭や付着菌を消臭・除菌 | 部屋干し衣類の生乾き集を消臭 |
温度や湿度を自動でコントロール
上下方向で約100°の自動スイングと左右スイングは4段階の切り替えが可能。
風量自動モードで運転することで、室内の温度や湿度に応じて自動で運転を調整します。
この自動運転を活用することで電気料金の無駄を抑えることができます。
ほかにも室内の気温が15℃未満で寒いときには、運転開始からおよそ20分ほど運転を強めて稼働し、部屋の温度を上げるスピード暖房運転を搭載。
寒い日に家に帰ってきたときでも、すぐに部屋の中が暖まるので便利な機能ですね。
PF-JTH1の口コミや評判
シャープ製のPF-JTH1を購入した人の8割以上が満足しているといった評価になりました。
口コミの中でも悪い口コミと良い口コミを抜粋して紹介したいと思います。
悪い口コミ
第一に運転の音が大きい。暖房はまだ使ってませんが、扇風機機能は全くだめです。買うんじゃなかった。大後悔です。
amazon
送風機としては風が弱く、範囲も狭いので、安物の扇風機を使った方がむしろ涼しく、暖房機としても大層な図体の割には安物のセラミックヒーター並みにしか暖まらないです。
amazon
そのくせ電気代はバカスカ食う大メシ食らいです。
空気清浄機としての機能はともかく、送風機や暖房機としての機能は、真夏と真冬どちらでも快適に使えない中途半端な性能と言わざるを得ません。
風力と温風温度がイマイチでした。
amazon
家族1人が朝早く出勤+朝シャンでエアコン付けるまでも?と考えていたので手軽で丁度良かったです。ポイント還元でお得に購入できたのも良かった。
楽天
エアコンは顔がホてて乾燥しますが、こちらは1人でいる時に足元ポカポカ暑すぎずほど良いです。レビューにあるとおり温風も離れてるとただの風ですが室内は結構暖まります。ちなみに南関東圏。ただ異様に電気を食います。こちらを使用している月の電気代は高額になるのが残念・・・
良い口コミ
静かでコンパクトで使い勝手がいいと思います。空気も軽く感じます、
楽天
朝晩、冷え込むようになったので重宝しています。あっという間に暖まり、快適です。運転時はプラズマクラスター機能が働きます。プラズマクラスター機能単独での使用はできません。
楽天
みはり機能をonにすると、お部屋の気温や湿度のチェックもしてくれます。地味に助かっています。
今シーズンの最低気温15度になった朝、届きました。日中も雨で気温が上がらず、早速試運転。
ヤフーショッピング
音も気にならないし、足元に優しい温風。ダイニングにおきましたが、脱衣室にももう一台欲しくなりました。
小型の電気ストーブが壊れたのでお値段ははりますが温風・送風・なんと言ってもプラズマクラスターが決め手となり購入。
amazon
温風はとても暖まります。回転させると部屋全体が暖まる感じでストーブとは大違い。
温風にしていてもプラズマクラスターが出ていると思うとそれだけで安心感があります。
いい買い物をしたと思います。
シャープ製PF-JTH1の口コミまとめ
悪い口コミの傾向として
・暖房として使用していると電気代が高くつく
・運転の音が大きい
といった口コミが目に付きました。
良い口コミには
・すぐ暖まるので便利
・プラズマクラスター機能で安心感がある
といった口コミがありました。
ほかにも、送風口が閉じるのでホコリが溜まらずお手入れが楽といった口コミもありました。
たしかに普通の扇風機だと、1シーズン使うと羽根とカバーにホコリが溜まって、掃除するのが面倒くさいんですよね
それにコンパクトで場所を取らないので、狭いところでも使用できるのは良いですね。
音の大きさに関しては、うるさい・うるさくないといった感覚は個人差もあるので、PF-JTH1とAM09を比較したときの運転音を参考にしてみてください。
ただ静音設計と記載もあるので、個人的にはそこまで気になるほどの音のうるささではないのかなぁと思います。
電気代に関してもDCモーターを採用しているので、ACモーターよりは電気代が安くなると思います。
ダイソン AM09の特徴
羽根の無い扇風機の代表といえば、真っ先にダイソンが思い浮かぶ人も多いはず。
AM09もダイソン製の扇風機と同じで真ん中に楕円形の穴が空いた形をしています。
発売日は2014年と10月と、シャープのPF-JTH1より少し前となりますが、現在でも人気の商品となっています。
ジェットフォーカステクノロジー
ダイソン独自の技術で風の範囲を変えることができるジェットフォーカステクノロジー。
このジェットフォーカステクノロジーには
・ワイドモード
・フォーカスモード
といった2種類の特性があります。
フォーカスモードは、強い風量で遠くまで風を届けることができ、ヒーターから離れていてもしっかりと暖まることができます。
ワイドモードは、その名の通り広範囲に風を届けて、部屋の温度を均一に、また部屋のどこにいても暖かい風を感じることができます。
この2つのモードで、一人で居るときや家族や友人など数人でいるときで切り替えると便利に使うことができますね。
サーモスタット機能で温度を調整
サーモスタット機能があるので、温風モード使用時には設定した温度より高くなると自動で停止します。
逆に室温が設定温度より下がってくると、また運転を再開します。
これはAM09に自動温度制御機能があることで、常に室温をモニターしているからです。
サーモスタット機能が作動することで、部屋の温度が上がりすぎて暑くなったり、下がりすぎて寒くなったりすることを防ぐことができます。
いちいち手動で調整する必要もなく、快適に過ごすことができます。
AM09の口コミや評判
シャープ製のHOT&COOL”PF-JTH1”と同じで、8割以上の人がダイソンのAM09に満足しているという評判の良い商品です。
それではこちらも悪い口コミと良い口コミを一部紹介したいと思います。
悪い口コミ
暖房機能はマックスの温度にしても暖かくないです。期待とはおおきくはずれていました。とりあえず、安い買い物ではないのでなんとか使用していきます。
ヤフーショッピング
正直がっかり…普通の扇風機のほうが風きます…
楽天
見た目はオシャレカッコいいけど、風力強でやっといい感じです。でも音うるさい…
10段階中の送風4以上はうるさくてどうしようもない!よって弱風しか使えないのでまったく涼しくない!5000円程度の品なら不満は無いが4万円の価値は全く無し!こんなの買わないでちゃんとした家電メーカーのdcが2台買えたのに、今年最大の失敗!
楽天
思ったよりサイズが小さいので威力も小さい。小部屋で自分のそばで使わないと冷、暖房の効果が無い。また風力も弱く、強で狭い範囲での使用しか出来ない。 スイッチオンですぐ冷、温風が出るのは良い。
amazon
もっと大型で暖房のみのを買った方が良かった。冷、暖共倒れの感じ。
良い口コミ
Zoomを始めたので今まで使わない部屋に長時間居ることになり購入を決めました。暖房と扇風機が両方使えるという便利さが決めた理由です。まだ扇風機は使っていませんが羽根がないのは画期的です。暖房は暖かくなると自動的に切れるみたいです。リモコンが小さくて良いのですが、リモコンが壊れた時には本体で入り切りが出来るともっと良かったです。ブルーを買いましたが良い色です。
amazon
いままで使用していた扇風機も電気ストーブもかなりの年期ものだったので、両方兼ね備えてるならお得と思い購入しました。コンパクトですがパワーもあります。なにより掃除が楽ですし、一台二役なのでしまわなくていいところと、部屋にあっても邪魔にならないのが良いです。まだ暖房でしか使用してませんが、足元にエアコンがあるみたいです。6畳くらいなら柔らかい暖かさになります。今年一購入してよかった商品です。
楽天
何より、扇風機よりデザイン性がよく、ホコリもつかないです。届いたときは小さく感じましたが、パワーは申し分ないです。少し高めの買い物ですが、満足しています。
楽天
AM02の後継として使っています。最近のダイソンの空調家電はこういうシンプルなものではなく空気清浄機能や加湿機能がついているので見た目のシルエットがボテッとしてしまっているのが残念です。空気清浄機能はもっとパワフルな空気洗浄機専用のものを使っていますので、私にとっては空気清浄機能は必要ではなく、あくまでも近い場所を涼しく(暖かく)してくれて部屋に置いてもスッキリした見た目のものが欲しかったのでこの商品の在庫があるうちに買えて良かったです。このタイプはもう無くなるようなのでできるだけ長く使いたいです。
ヤフーショッピング
ダイソンAM09の口コミまとめ
悪い口コミの傾向として、
・パワーが足りず温風・涼風とも弱い
・音がうるさい
という評判が圧倒的に多い傾向でした。
ほかにも口コミとしては多くなかったのですが、首振り時にカチッカチッと音がするといった声も何件か見られました。
ただ初期不良に関しては、購入日から2年以内はメーカー保証があり、修理や交換をしてもらえるので安心ですね。
反対に良い口コミの傾向としては
・コンパクトで使いやすい
・6畳くらいの部屋では十分暖かい
・1年中出しっぱなしにできるので便利
といった口コミが目に付きました。
音の大きさや風量は賛否両論ありました。
使用用途や感じ方によって変わってくるとは思いますが、リビングなどの大きな部屋全体を暖めたり、クーラーのような涼しさは求めないほうが良いでしょう。
回転する羽根もなく、また、転倒しても火事の心配もないので、小さなお子様がいる家庭やペットを飼っていたり、お年寄りがいる家庭にはオススメですね。
ダイソンには空気清浄機能付きのHOT&COOLもあり
AM09は涼風と温風機能が主な機能ですが、ダイソン製のHOT&COOLには空気清浄機能が兼ね備えたモデルも発売されています。
PM2.5よりも微細な粒子、PM0.1を99.95%除去できる高性能なフィルターを搭載。
部屋の中のニオイやハウスダスト、花粉やウイルスを除去するので、部屋の中の空気を常に清潔に。
本体に搭載された3つのセンサーにより室内の空気状況をリアルタイムに表示。
さらに、AndroidやiPhoneともアプリで連携することができ、スマートフォンで状況を確認したり、操作したりすることもできます。
スマートスピーカーとも連携することができるので、ハンズフリーで声だけで操作することもできます。
この声だけで操作できるのは、何かをしているときやリモコンが近くに無いときなど、非常に便利ですので一度体験してもらいたいほどです。
もし、涼風+温風だけではなく空気清浄機能も必要ならこちらの製品も検討してみてはいかがですか?
まとめ
現在では生産終了となっているシャープ製のPF-JTH1と、ダイソン製のAM09といった2つのHOT&COOLを比較してみました。
どちらも良い口コミや評判が多く、購入した人の大多数が満足している商品でした。
基本的な性能に関してはどちらも似ていて、大きな違いといえば寸法や重量などのサイズの違いが大きいと思います。
細かな機能に関しては個人的にシャープのPF-JTH1が多いのかなぁと感じました。
どちらも羽根がないタイプなので、ホコリの付着も少なく、簡単に掃除することができるのもメリットですね。
大きなポイントとしては、プラズマクラスター搭載のPF-JTH1か、デザイン重視のAM09かといった感じです。
どちらも信頼のできるメーカーだと思いますので、あなたが重要視している方を選ぶと良いでしょう。